廃線跡へ
奥多摩駅から奥多摩湖へと続く遊歩道「奥多摩むかし道」。
この道を通る時いつも気になっていたのが、山道へ入ってすぐのところにある廃線跡。
登山道へ入ると、すぐに歩行者用の手摺りが見えてきます。その左脇。草に覆われているけど、うっすらと廃線跡が見えます。
歩道手前まで来るとはっきりと廃線跡が姿を現します。線路を左手にして、右側の遊歩道を進んでいきます。
線路の一部は崖沿いに沿って敷かれています。今にも崩れ落ちそう💦
地中に埋まってしまっているところも。。。
しばらく進むと、まさに廃墟といった光景が!😲
こんなんですっ👆
なんだか、人類滅亡後の世界みたいな景色。
失われた文明の遺跡みたい。😲
正体は貨物線跡 – 水根線
この廃線、調べてみると、奥多摩湖にある小河内ダム建設の際に敷かれた貨物線跡だそうです。
「水根線」と言います。(正式名は東京都水道局小河内線)
人類が滅亡した後ってわけではないようです😅
ダムの建築資材運搬のための専用貨物線で、ダム完成後は役目を終え、廃線となりました。
1952年(昭和27年)に開通し、1957年(昭和32年)、小河内ダム竣工に伴って、運休。
今では打ち捨てられて、すっかり荒れ果てています。しかし、それはそれで、不思議な魅力を持った光景です。この遺構を見るためにだけでも、訪れる価値は十分にあります。
再び遊歩道へ
この遺構の脇を抜けて、また遊歩道に出てきました。
今でも一般に使われている車道だけど、なんか、廃墟感が漂うのはなぜだろう?(笑)
道路脇にある階段。なんのために作られたものかさっぱり見当がつかない💦
しばらく進むと、また廃線跡が頭上に見えてきました。
車道にはたくさんの栗が落ちてました。
【地図】奥多摩むかし道
Tokyo Hiking Course Guide 東京日帰り登山・コースマップ|奥多摩湖 Average Time: 5 hoursDistance: 10 kmLevel: Upper Beginner About […]